秋田県厚生連労働組合
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秋厚労第59回定期大会

定年男女差別闘争から27年

累々とした運動の継続を実感

 

 去る10月7日と8日の両日、男鹿観光ホテルにおいて、秋厚労第59回定期大会が行われ、各支部から152人(うち代議員117人)が参加。この1年間の豊富な活動内容を反映して、活発な討論が繰り広げられ、運動方針案や予算などを満場一致で決定しました。なお、大会では、全厚労竹田副委員長、県医労連佐竹書記長が来賓挨拶をしました。

 

山本支部で看護問題学習会

 

 今回の大会発言の最大の特徴は、厳しい職場状況を浮き彫りにする一方で、運動の成果や上昇面が報告されたことです。

 山本支部では、夜勤人数のグレードダウンが一方的に行われました。また、病床稼働率によって毎月のように看護師が勤務交替されるなど、大きな問題が起きています。支部では、来る13日に学習会を行い、この難問に真正面から取り組もうとしています。

 仙北支部では、長年の懸案である職員駐車場について、困難な課題であることに変わりはないものの、もう一度アンケートをとって組合員の願いを再確認することにしました。

 また、雄勝支部では、支部交渉の中で、具体的な資料を提示しながら、年休取得率が他院と比べて低いことを指摘しました。その後、病院管理者から、職場の中で「年休を取得するように」との呼びかけが行われるようになりました。

 

青年部の奮闘を称える発言も

 

 さらに、北秋支部では、念願であった「当直明けの朝帰り」が実現しました。時間外チェックカレンダーの取り組みをきっかけに支部交渉を行い、明け休み時の会議や委員会の参加免除を確認しました。どうしても出席を求める場合には、時間外として位置づけることになったそうです。支部長は「若い人たちが頑張っています」と発言し、独自の学習会を行うなどの青年部の奮闘ぶりを称えました。

 検査科勤務者会議として、臨時職員の正職員化などの秋闘要求をまとめたことも報告されました。

 

 

DVDによって鹿角の住民の声に学ぶ

 

 大会では、鹿角の精神科常勤医を求めるNHK番組(DVD)が紹介されました。患者さんが実際にどのように困っているのか、大館とは別に鹿角に精神科が必要な理由などがよく判る内容でした。また、鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会への「カンパ袋」を回覧したところ、1万7千8百円のカンパが集まり、鹿角支部長から感謝の発言もありました。

 功労賞の受賞者である由利の照井一雄さん(9月末で定年退職)も、大会にフル参加なさいました。照井さんは、表彰後のあいさつの中で、男女定年差別闘争などを紹介。参加者は、運動が累々と継続している事をあらためて実感しました。

秋厚労のホームページ開設

 

 大会では、伊藤教宣部長が、今月から開設される秋厚労のホームページの内容と経過を報告。液晶プロジェクターによって、実際の画面も紹介しました。この間、ホームページをつくる作業も含み、6回に及ぶ会議での教宣部の努力が形になりました。

 

 

 

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