秋田県厚生連労働組合
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署名おねがいしまーす 出発前の打ち合わせ
鹿角一斉署名行動

住民・組合員80人が行動に参加

この日だけで2809筆も

 

 去る7月23日、鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会による「一斉署名行動」が行われました。行動には、住民・組合員約80人(うち県医労連および鹿角以外の秋厚労19人)が参加。この日、1日だけで、2809筆もの署名が集まりました。地域の人たちは、大変協力的で、すぐに署名に応じてくれるとともに、貴重な意見も集まりました。

 

住民の反応

精神科問題認識率はほぼ百%

住民はものすごく協力的

 

 「組合病院の精神科の常勤医がいなくなって、本当に困っています。署名にご協力を・・・!」、鹿角の夏の空に、さわやかな呼びかけの声が響き渡りました。

 この日の行動には、地元住民、鹿角支部組合員をはじめ、県内医療労組や秋厚労各支部から馳せ参じた方々が参加しました。中には、遠方から家族に送ってもらった人や、事の重大性を感じて、ちょっと無理をして参加した人もいました。鹿角支部の中には深夜明けの人もいて、まわりから「無理するな」「早く帰って休んだほうがいいよ」など、暖かい声援も聞かれました。一同、暑い日ざしにもめげず、チームを組んで、花輪・尾去沢・八幡平地区を中心に全戸訪問。署名への協力を訴えました。一方、市内「いとく」2店でも署名コーナーを設置し、道行く住民に声をかけました。

 精神科常勤医の件については、住民の認識率はほぼ百%。「知っている」「そのことなら是非協力したい」「会社で署名した」「ぜひ頑張って」など、とても協力的な反応ばかりでした。そのことも幸いして、この日、一日だけで2809筆が集まりました。

 

血液内科もなくなって困っています

 

 なお、訪問や街頭署名を行う中で、地域の方々から、たくさんの「声」をいただきました。市民町民の会では、これらの「声」をこまめに書き留めています。

 例えば、「血液内科もなくなって、困っています。何とかならないでしょうか。」「週2日になった精神科外来を9時に受付しましたが、夕方になっても診察が受けられず、結局5時をだいぶ過ぎてから処方箋をもらいました。すでに薬局も閉まっていて、その日のうちに薬はもらえませんでした。」「消化器科で安定剤がほしいと言ったら、精神科を紹介されました。ところが、精神科は新患を受け入れてもらえませんでした。」「署名用紙を持って病院に行きましたが、回収箱がなかったので、そのまま持ち帰りました。」「病院の建物を新築して立派にしても、お医者さんがいなければ、新築する意味がないと思います。」

 


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